入社したブラック企業はパワハラが蔓延っており、メンタルがやられてしまいそうに

今回の「みんなのスパイカメラ体験談」は、asap8764さん（53歳　女性　神奈川県　会社員）からの投稿です。

うちの会社は軍隊を思わせるようなところがあり、男社会、縦社会、上司の言うことはゼッタイ服従といった感じです。

入社した会社は上下関係が厳しかった

入社を決めた時は、私は少しだらしないところがあるから、少し規律の厳しめなしっかりしている位の会社が良いのかな？という動機で勤め始めました。

しかし、入ってみて感じたことは、規律の厳しいというところは良いのですが、やはり少し歪んだところもあって、人によっては？？？という人もいました。

それがまさに私の上司で当時副社長の息子というゴリゴリのコネで入ってきた御曹司様でした。

誰が見ても明らかな異例のスピード出世、入社半年で課長、1年で部長、3年経つと取締役になっておられました。

これといったすばらしい成果、業績などというものもなく、無理やりこじつけたような評価で出世をされたので、社内でも呆れられる存在でした。

しかし、配属がその上司の直下の者としては、おだてて上司に取り入る輩も多い中、私自身は損な性格もあって、間違っているものは間違っている、上司に媚びを売るようなことはせずに、淡々と業務をこなしておりました。

それもあって、上司との衝突は日常茶飯事で、議論ができる時は良いものの、議論にならない時は見事なまでのパワハラ発言、行動をされておりました。

コネ入社の上司に、パワハラをされる日々

業務上の指示を出さない、情報を私にだけ教えない、人間性を否定するような馬事雑言を社内に聞こえるようにいう時はまだよい方で、個室に呼び出され延々と教えという名のパワハラを繰り返しされていました。

何とかしないと私のメンタルがやられてしまうと不安に駆られ、誰かに救済を求めようにも、同僚たちは明日は我が身という保身から、積極的に声をあげて味方をしてくれる者はいませんでした。

なんとかこの現状を分かってもらうためには何をしたらいいだろうと考え、相談機関に行って話を聞いてみたりした結果、そのパワハラの現場の証拠を残すことが大事だということを知りました。

そこから、私はボイスレコーダーだったり、小型のペン型のカメラを探し、個室に呼ばれパワハラをされそうになったら、それを持って行き、なんとか証拠をつかみたい一心でドキドキしながらも使ってみました。

最初のうちは置き場所が悪いせいでしっかりとカメラに写すということができておらず、保険で持っていたボイスレコーダーで音声だけはなんとか録音できたという感じでした。

ただ、こういうことをしていると、悪いことをしているのではないか？という気持ち半分と証拠をつかんで、何かあった時に証拠を持つことができるという安心感という感情が入り乱れていました。

パワハラの証拠があるのでいつでも公表できる

幸い暴力を振るわれるという事はなく、暴言や人格否定が多かったので、その部分に関してはしっかり証拠を撮ることができたので、今では隠し玉として持っているので、辛くなった時にはそれを見てなんとか心の安定を図ることができています。

また、以前より自分のメンタルが強くなったのか、自信がついたのか、上司に取り入らなくとも、多少の暴言や人格否定、いじめをされても、ハイハイと多少のことには受け流すことができるようになってきました。

これも多分カメラを使ってパワハラ現場の動かぬ証拠を持っているということが、私のメンタルを強くし、私自身が自信に満ちた行動をするようになったのではないかと思ったりもします。

世の中には、私のように上司との関係、逃げることのできない間柄の中でメンタルをやられてしまっている人は多くいると思います。

そんな人たちにぜひ強くなってもらいたい、その為には自分で動かぬ証拠を撮りにいく、行動をするということをしてもらいたいと切に思います。

世の中にはこんな人もいるんだという例として読んでいただけると幸いです。